羽毛布団を買いたいと思っても、選び方がわからない……。お客様よりお悩みの声をよくいただきます。
購入前に選ぶポイントや知っていて欲しいことなど、老舗寝具店がこちらの記事にまとめました。
ぜひ羽毛布団をお選びいただく際にお役立てください。
水鳥のダウンを使用している比率が50%を超える掛けふとんの事。50%以下の場合、羽根布団といわれます。
羽毛布団は軽くて保湿性・保温性に優れています。
水鳥の種類はグース(ガチョウ)・ダック(アヒル)に分けられ、グースの方が良品・高級品といわれています。
草食性の傾向があり、主に食用として飼育される。副産物として羽毛を布団やダウンジャケットなどに使われる。
草や穀物などで育ったグースは特有の臭いが薄くなりやすい。
羽枝から小羽枝(しょううし)と呼ばれる軸が木の枝のように広がっていますが、グースはこの小羽枝が細かく均等。
使っている間に丸まって劣化した羽毛(ダウンが玉のようになる)になりにくい構造。
雑食性で、基本的には何でも食べる傾向がある。
そのため、グースより特有の臭いが強くなりやすい。
羽枝から広がる小羽枝(しょううし)が太めで、先端に偏っている傾向がある。
使っている間に丸まって劣化した羽毛(ダウンが玉のようになる)になりやすい。
羽毛の善し悪しを測る基準にダウンパワーがあります。これは布団の中で羽毛がどれだけふくらむか、1g当たりの体積(cm3/g)を表すもので、数字が高いほど温かくて軽いです。かさ、またはかさ高とも言われます。
安いもので300から、高級品は400超えで、単位はdp(ダウンパワー)と書きます。
品質表示にはなく、ラベルなどに書いてありますから、探してチェックしましよう。
一般的な重さは1.1~1.3kgくらい。
重い羽毛布団はダウンパワーの低い羽毛をたくさん詰めて温かさを補っていて、ボリュームはありますが、その分体にフィットしにくく温かさが逃げやすくなります。
軽くてダウンパワーも低いものは、肌掛けにちょうどいいですよ。用途で選びましょう。
ダウンが何%詰められているのかは品質表示に示されています。
他にはフェザー(羽根)が入っていますが、フェザーはダウンほど温かくはないので、温かさを補おうとすると多く入れることになり、重くなります。
逆に夏の肌掛布団にはフェザーを多くして通気性をあげているものもありますよ。
敷きふとんやマットレスがシングルサイズの場合なら、羽毛布団をセミダブルサイズにすると、より暖かく快適な寝心地になります。
寝返りしてもすきまからの冷気が入りにくく、保温力がアップします。
羽毛布団は中身の羽毛量などを変えて、季節に合わせて使い分けると快適にお休みいただけます。
羽毛は、基本的には寒い地方で育った方がより暖かい羽毛となります。
これらの地方の冬は極寒であり、鳥自身が生き抜くためには、格段に保温力のある羽毛が必要になるためです。
しかし、同じ国で生産された羽毛でも、地方や飼育方法により羽毛品質が異なり、一概に「ポーランドの羽毛は良くて中国は悪い」というような区別の仕方はできません。
あくまでも目安の一つとしてご利用ください。
「側生地(がわきじ)」とは、お布団に使われている生地のこと。
よく、「カバーを掛けて使うから生地なんて何でもいい」という方もいらっしゃいますが、生地の素材は安眠の大切な一因です。
基本的には綿100%生地がおススメです。
超長綿の細い糸で編まれた生地はとても柔らかくて軽く、吸湿発散性に優れていますが、耐久性が少し劣ります。
大人なら良いですが、お子様や寝返りの多い若い方には少しゴワゴワしますが60番糸の方が丈夫です。
60サテン(ロクマルサテン)というサテン織を施したものは、肌触りもなめらかでおススメです。
ポリエステルは逆に吸湿発散性が低くなりますが、綿との混紡で良くなります。
軽いので、ダブルサイズ以上の大きなサイズにおススメです。
テンセルはやわらかく、吸湿発散性も優れていて、耐久性もありますよ。
やわらかくするために、生地の表面を削るピーチスキンという加工もあります。
生地に使われる糸の太さ(番手 ばんて)が細く、高密度に織られた生地の方が、羽毛が吹き出しにくく、柔らかく軽いので体に添ってくれるので羽毛布団に適しています。
キルティングとは、布団の中の羽毛が偏らないように、区切ること。区切った一つ一つに羽毛が充填されています。
裏表を直に縫うと縫い目に羽毛が入らないので、温かい空気が逃げます。このキルトの仕方は夏の肌掛などに最適ですよ。湿気も逃げやすいので、心地よく使えます。
裏表の縫い目の間にマチを作って、厚みを作るので保温性が高くなります。普通に四角く区切るものもあれば、さまざまな工夫を凝らしたものもあります。ファインフィットやエリフィットなど、足元や首元に区切りを増やし、肌に沿いやすく保温性が高くするキルトもございます。その分手間がかかるので、お値段も上がります。
立体キルトを縫い目をずらして2枚合わせたものが2層キルトです。縫い目からの放熱がないのでとても温かいですよ。寒冷地にお住まいの方におすすめです。ただ、間に一枚布があるので湿気がこもりやすくなりますよ。少し重くもなります。
西川の羽毛布団はとってもふっくら♪なのにとても軽くて温かいのです。
羽毛布団特有のふわふわした気持ちいい寝心地になること間違いなしです。
仕上げに「○○アップ加工」が施されており、蒸気を与えて乾燥。その後羽を大きく開かせるという手の込んだ作業で、ふっくらと仕上がるのです。
更に西川製の商品は基準より厳しい審査が洗浄過程・縫製過程でも行われており、皆様の気になる「におい」や「縫代」などは他のメーカーの商品に比べレベルの高い商品となっております。
低価格の羽毛布団ということになると、産地が中国や東南アジアであったり、フェザーの混合率が高くなったりと、お布団の質自体が落ちてしまうことは否めません。
そこをクリアするものが見つかればコストパフォーマンスの高い羽毛布団を購入することができます。
すぐに羽毛布団が必要な場合やお客様用などの普段使いではないものは、できるだけ価格を抑えたいという方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、粗悪品を購入してしまっては、かえってお金を無駄にしてしまいますので、そこはきっちり見極めましょう。
羽毛布団に使用される羽毛は水鳥から採取される動物性の天然素材です。
寝具として衛生的に問題がないようしっかりと洗浄・殺菌などが行われているとはいえ、羽毛特有のニオイが残る場合があります。
羽毛のニオイを気になさる場合、下記の4つに気を付けて羽毛布団を選びましょう。
羽毛は人間の髪の毛と同様に油脂でおおわれています。その油脂が溶け出してニオイを発しています。
そのため、夏や梅雨の高温多湿の時期や、布団内に湿気がたまるとニオイが強く出ます。
「今までニオイが無かったのに、最近になってニオイが気になるようになった」と思うようになったら、布団干しが足りないことによる
羽毛の湿気が原因となっていることが考えられます。
お布団を干して羽毛の湿気をしっかり取り除いてあげることで、気になるニオイがなくなることがほとんどです。
また、羽毛布団のニオイ対策には、羽毛布団の中の空気の入れ替えも有効な方法です。
天日干しの前後に「羽毛布団を優しく小さく折りたたみ、空気をよく押し出す」ようにして、布団内部の空気を入れ替えてください。
干す頻度は1ヶ月に1~2回程度。天気の良い乾燥した日に、両面1時間程度干して下さい。
ダック(あひる)は雑食動物で、グース(がちょう)は草食動物です。
なんとなく想像できると思いますが、草食動物よりも雑食(肉食)動物の方が動物特有のニオイが強く出ます。
もちろん、どの羽毛布団も丁寧に洗浄しておりますが、やはり完全には除去できません。
「羽毛のニオイは苦手だけど、やっぱりあたたかい羽毛布団がいい」という方は、グースダウン・マザーグースダウンを一度お試しください。
グースダウンはダックダウンに比べ長持ちするので、より長く使いたい方にもおすすめです。
「ニオイは苦手だけど、グースダウンは高価で手が出ない…」そんな方には、羽毛自体に抗菌消臭加工がされたお布団がおススメです。
「抗菌防臭加工」と記載されている羽毛布団は、大きく分けて「側生地」に加工がされているものと、
「中身のダウン」に加工がされているものの2種類ございます。
よりニオイにくいのは、もちろん中身のダウン自体に加工がされているものです。
加工の中には小さなお子様にも使えるものもあるので、それぞれの商品の説明をご確認ください。
羽毛の洗浄不足でニオイが発生することがあります。日本製の場合、日本羽毛製品協同組合が定めた「洗浄度500mm」をクリアする必要があります。
洗浄度とは、羽毛の洗浄に使用した水の透明度の事を言います。
よく「洗浄度500mm」と記載を見かけることがあるかもしれませんが、これは「羽毛を洗浄した後の排水をビーカーに入れると、500mm先までは見える」ということです。
お米のとぎ汁を想像してみて下さい。洗えば洗うほど、排水は透明に近くなってきますよね。
つまり、洗浄度とは「羽毛をどれだけ洗ったか」の数値であり、品質を左右するとっても重要なんです。
西川など、メーカーによっては、独自に厳しい基準を設けて品質向上を図っています。
各メーカーは洗浄の際、その洗浄回数や水の硬度・温度に関して研究を重ね、精度の高い羽毛の精製に努力しているのです。
よく、脱臭のために羽毛布団にスプレータイプの消臭剤をかけている方がいますが、ぜったいにおすすめしません。
消臭スプレーをかけることで羽毛を傷めることとなりますし、結果的に雑菌の繁殖を早めていってしまうのです。
羽毛布団に関わらず、消臭スプレーは一時的な脱臭効果にしかならず、ニオイの原因の根本の解決とは決してなりません。
羽毛布団はとてもデリケートなお布団です。
他にも、自宅の洗濯機で洗っている方のブログなどもございますが、洗濯表示に記載のない方法で洗うことは、羽毛の寿命を縮めます。
どうしても洗いたい場合は、専門の業者に依頼しましょう。
ダウンのあたたかさを感じるためには、「羽毛布団を直接体に触れさせる」ことが不可欠です。
羽毛は体温を感知して膨らみ、保温性を高める性質があります。
買ってすぐの時や、長い間たたんで仕舞われていた羽毛布団は、はじめのうちはぺたんこになっています。
時間が立てば空気を含みふっくらしますが、すぐにふっくらさせたい場合、お使いいただく前に、軽くほぐすようにたたき、羽毛に空気を含ませ平均にならしてください。
多くの空気を含むことにより、より高い保温力を発揮し、いっそう快適な使用感が得られます。
また、買って長い間が経った羽毛布団は、足下方向にダウンが偏りがちになります。
このままでは足元が寒くなってしまうので、足下方向に偏ったダウンを均等に拡げてやる必要があります。
カバーを掛けた状態でよいので足下の両角を持ち、振ってやるとダウンが均等になります。
時々、羽毛布団の上下を入れ替えて使うと、より長持ちします。
羽毛布団にお使いいただくふとんカバーなら、綿100%などの天然素材のスッポリ型をおススメします。
コットンは通気性が高く、羽毛布団の体温を感知する邪魔をしにくいからです。
また、旅館などによくある、真ん中がくりぬかれているカバー(テレビ型カバー)は、あまりおススメできません。
羽毛布団の側生地は、特殊な方法で高密度に織られているため、中の羽毛が出にくい状態となっています(ダウンプルーフといいます)。
しかし、ひとたび小さな引っ掻きキズでも付いた場合、すぐにそこから羽毛が吹き出してきてしまいます。
側生地を長持ちさせるためにも、すっぽりと羽毛全体を覆うカバーをご使用ください。
また、寒い真冬には、羽毛布団に毛布などを組み合わせて使う方も多いと思います。
ですが、使い方を間違うと、せっかくの良い羽毛布団もあたたかさを十分に発揮できない場合がございます。
あたたか効果は最も低くなります。
先に申し上げた通り、あたたかい状態をつくるには、「羽毛布団を直接体に触れさせる」ことが不可欠。羽毛布団と体の間に毛布があると、この効果を遮断してしまいます。
羽毛布団を先に掛けて体温で温め、外部から冷気が進入してこないように毛布で覆い隠すと考えれば良いと思います。
羽毛布団と身体とで温めた「熱」を、上へ逃がさないフタの役割をしてくれます。
ですが、あまり重い毛布の場合、せっかくのあたたかい空気層を押しつぶしてしまうので避けましょう。
なお、綿100%の綿毛布やウール、カシミヤの毛布、ガーゼケット・タオルケットなどは、通気性が高く熱を遮断しにくいので、羽毛布団の下にしても大丈夫です。
真冬に入り、さらにあったか効果をパワーアップさせたいときは、毛布を「身体の下に」敷きましょう。
寝ている間に身体から放出される熱を下から受け止めてくれるので、保温効果バッチリです。
毛布を折り曲げてセットするのが面倒という方は、あったか素材の敷パッドなら着脱が簡単でおススメです。
人は寝ている間に約コップ1杯分の汗をかくと言われていますが、湿度が高くなった羽毛布団はダニやカビが最も集まりやすいとして知られています。
そのままの羽毛布団で寝続けると、アレルギーや疾患の原因になります。
正しい羽毛布団の天日干しは、ダニやカビ対策だけでなく、羽毛布団の寿命を左右するとても大切なことなんです。
けれど、やみくもに干しても、今度は日光の影響で羽毛布団が傷んでしまうことも。
せっかく買った大切な羽毛布団は、正しいお手入れ方法で、長く・気持ちよく・清潔に使いましょう。
羽毛布団を干す頻度は、羽毛の場合、月に1回、夏は30分・冬は1時間程度というのが目安です。
よく、朝から夕方まで一日中布団を天日干しされているご家庭を見かけることがありますが、長時間の天日干しは羽毛布団の側生地や中綿の羽毛を劣化させ、羽毛布団の寿命を縮めてしまうことに繋がります。
片面を干したら、裏返してもう片面も干すとベストです。
湿気を取るのが目的の1つなので、当然、布団を干す時は湿気が少ないときというのが条件になります。
よくある注意点として、綺麗に晴れていたとしても、「雨が降った次の日」は避けましょう。
雨がずっと降っていて、急にいい天気になったりすると、ついつい布団を干したくなりますが、雨の降った翌日はやはり湿気が多いんです。
なので、布団の湿気を取り除くどころか、布団が湿気を吸い取ってしまいますよ。
朝の早い時間帯はまだ夜露などで湿気が多いですし、夕方になり気温が下がってくると、湿気も多くなります。
せっかく布団を干したのに湿気が取れてなかった、となると意味ないですので、干すのはできるだけこの時間帯にしましょう。
布団を取り込んだ後は、広げるなどして、熱を冷ましましょう。
そのまま直射日光に当ててしまうと、側生地が日焼けし傷みを招いてしまい、生地が変色したり破れやすくなることも。
羽毛布団の劣化を防ぐために、布団カバーを掛けたまま干して下さい。
羽毛布団を天日干しするタイミングで、布団カバーを同時に洗濯したい場合は、シーツなど一枚布を掛けて干しても大丈夫です。
市販の布団天日干し用カバーを使うのもおススメです。
汚れたカバーには、ダニが住みつくようになるでしょうし、次第にその汚れが羽毛布団へ移ってきてしまいます。カバーも清潔に保ちましょう。
体からでる皮脂や汗、たんぱく質系のよごれは酸化し、ふとんに染み込み黄ばみとなります。
そうなると汚れを落とすのはなかなか大変です。汚れを防ぎ、衛生的にお使いいただくためにはぜひ、カバーをお使いください。
窓を開け放し、椅子などの上などにかけて風を通して湿気を逃がしてください。
市販の布団乾燥機や、電気毛布を使っても湿気を逃がせます。
当店では市販の圧縮袋等で羽毛を圧縮することはおススメしておりません。
圧縮するときにスモールフェザーの羽軸が生地を突き破ってしまうおそれがあります。ダウンは小さな針穴からもどんどん吹き出してきます。
突き破るまではいかなくとも、側生地を傷めてしまいます。
また、長期間圧縮してしまうと元通りに羽毛がふくらまないことがあります。
使わなくなった羽毛は干して、湿気を逃がしてから使い古しのシーツやふろしき、通気性のあるふとん袋に防虫剤を入れて湿気の少ないところにしまってください。
購入したときに入っていたケースに入れる場合は、ケースの口を開けておいたほうがよいでしょう。
全面ビニールなど、湿気が溜まりやすい素材には入れないでください。
また、重いものを上に置いてしまうと、羽毛がつぶれる場合がございます。なるべく一番上に収納しましょう。
当店からお届けさせて頂いている場合、作り立てをすぐに梱包してのお届けとなりますため、においが溜まってしまっている場合があるかと思います。
収納袋から出し、中の空気をしっかりと抜いて頂き風通しの良い(直接日光の当たらない場所)に1~2時間程度干して頂きますと徐々ににおいが抜けてくるかと思いますので一度お試しいただけますでしょうか。
羽軸が突き出てきたものを引き抜いてしまうと、穴が大きくなり次々と羽毛がでてくる原因になります。
必ず引き抜かず反対側から中に入れるように引っ張って下さい。
穴が開いてしまったら補修布を使ってアイロンで補修できます。
しかし、どこにあいてるかわからないくらいたくさん羽毛が出てくる場合は、側生地の寿命も考えられますので、買い替えかリフォームを検討されたほうがよいかもしれません。
羽毛ふとんは洗うのは簡単ですが、干し方がとても難しく、濡れて固まった状態で日に干すと復元しにくく、保温力は低下してしまします。
ダウンケットや、特殊な加工がされてあるものは丸洗いできるものもありますが、基本的には信頼のおけるクリーニング店に出された方が安心です。
購入されて2~3年ほどして、汚れが気になるようでしたらシーズンオフに一度だされるといいでしょう。
基本的に、毛布などをご使用いただければあたたかくお休みいただけます。
汗を吸い取る天然素材(綿・ウール・シルク・カシミヤなど)は羽毛布団の下へ、汗を吸わない化学繊維などの合成素材(アクリルやポリエステルなど)は羽毛ふとんの上へかけてお使いください。
ですが、羽毛布団は「保温力」には優れておりますが「発熱力」はございません。
「いい羽毛布団を使っているのに寒い」という方は、冷え性などが原因の場合もございます。その場合は湯たんぽなどがおススメです。
ご購入いただいてから10年以上経った羽毛布団は、お買い換えをおすすめします。
また5~7年くらいなら、羽毛布団リフォーム・クリーニングもございます。
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